江戸っ子ラーメン。
@珉亭(宇都宮)
今回は長文です(笑)
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なぜ宇都宮で江戸っ子ラーメンか。
理由は店の由来にあります。
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珉亭の本店は下北沢にあり、「孤独のグルメ」の松重豊と、ザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトが一緒にバイトしていたことで有名な店。
当時、週末の珉亭は殺人的に忙しく、声の大きいやつ=役者志望やバンドマンがアルバイトとして重宝されたらしい。
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また、80年代の下北沢はカルチャームーブメント全盛で、音楽・演劇などで成功を夢見る若者が多数おり、そんな若者たちが働き、語り合う場所が珉亭だったようだ。
キャッチフレーズが「世界で3番目に旨い店」というのもイカしてる。
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そして、本店創業者の娘さん夫婦がやってる店が宇都宮珉亭なのです。
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てなわけで、江戸っ子ラーメン。
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まるで素麺のような細麺にあっさりスープ、そして白菜の芯の漬物、辛白菜(ラッパーサイ)が浮かんでるのが特徴。
これでもかと旨みとコクを追求する昨今のラーメンとは一線を画す、全く別の世界観の食べ物。
ラーメン単体だと一瞬おやつを食べてるような感覚を覚えますが、看板メニューが「ラーチャン(半ラーメンと半チャーハンのセット)」ということからもわかるように、チャーハンとのセットで相乗効果が飛躍的に増大し、訪れる人々の心と胃袋を鷲掴みにします。
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ちょっとロックなラーメンの話でした。
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